北海道:知床岬への行き方

知床岬をドライブして行くには?

北海道の知床と道東地方を4泊5日で旅行しようと計画を練っているんですが、行きたいところがたくさんあってなかなかプランが決まらない(笑)

 

でも、どうしても行きたい知床五湖と知床岬、それに羅臼のホエールウォッチングは外せないので、まずは所要時間、つまり観光時間と移動時間を見積ることに。

 

知床五湖を観光するのは、知床五湖を観光するのにかかる時間は?のページのとおりで、ヒグマ活動期にあたる時期(5/10〜7/31)はレクチャーを受け、ヒグマに遭遇した時の対処方法を身につけたガイド(引率者)とともに散策することが義務付けられているとのこと。

 

駐車場も混雑しそうなので、知床五湖に行く日は他の予定を入れないことにしようと思っています。
運よく行けそうなら、知床岬までドライブ、っていう計画です(笑)

 

知床五湖散策は一応1日まるまる時間をとるつもりなので、散策のスタート時間にもよりますが、前日と当日は、知床五湖から若干離れた場所の宿泊もできそうです。
そのあたりを含め、知床岬へはどうやって行けばいいか、調べてみました。

 

知床岬って車で行けないの?

知床岬って、知床半島の一番先端のところです。
知床五湖の散策が早めに終われば、そのまま北上して岬までドライブだ!って思って、どこの道路を通ればいいんだろうとgoogleマップで探し始めたんですが・・・。

 

googleマップで「知床岬」って入れてルート検索したんですが、「シレトコミサキ」ってカタカナに勝手に変換されてしまうし、「このルートは現在のところ、運転ルート検索の対象圏外のようです。」と出てきてしまいます。

 

 

ん?どういうこと?っていう感じです。

 

マップを拡大してみると、知床五湖へ通じているのは道道93号線。(北海道だから道道ですね。)
そしてその先をずっと追ってみると・・・。

 

カムイワッカ湯の滝の先で道路が細くなっています。
なので、ストリートビューで見てみようと思い、右下のお人形さん(正式名称はペグマンっていうらしいです)を置こうとしたんですが、置けなくて戻ってきてしまうんです。

 

しょうがないので、もっと遠くから眺めてみようと、かなり手前にペグマンを置いてみたらちゃんと置ける(笑)

 

でもね、あれっ?って感じなんですよ。
この道路、道道93号線なんですが、アスファルトの舗装がされているような感じではなく、きれいに整備された砂利道っていう感じ。
山道っていうか。

 

どんどん先に進んでみると、カムイワッカ湯の滝の駐車場のあたりまではちゃんと進めるんですが、その先に進めないんです。
うまく進めないので、地図を拡大してみると、ペグマンを置けるという目印の「青い線」が途中で切れています。

 

えっ?どういうこと?

 

ならば、ということで、その先端にペグマンを置いてストリートビューで見てみると・・・。
この先規制中につき許可のある者以外立入出来ません。」って書いてある門がありました。

 

 

・・・ん???
行き止まりってこと???

 

どうやら知床五湖から知床岬へは車で行けないようです。
予想外の展開に、ちょっとビックリです。

 

googleマップでカムイワッカ湯の滝をストリートビューしてみる(笑)
あっ、ちなみに。
カムイワッカ湯の滝の駐車場のところに、入口の立看板があるんですが、そこには「ヒグマがいます!あなたは大丈夫?」って書いてありました。
ヒグマ、このあたりにも出るんですね。

 

ここの看板の前にペグマンがくると、グレーの人型が出てきました。
影のような感じで出てきています。

 

この人型が出てくるところは徒歩で行けるところ(画像があるところ)のようで、道路はないんですが、ずんずんと奥へ行くことができ、カムイワッカ湯の滝まで行けました。

 

だったら羅臼側からなら車で行けるのかな?

ならしょうがないので、羅臼側からなら車で行けるのか、調べてみることに。

 

羅臼側から道路をたどってみました。道道87号線です。
羅臼側には瀬石温泉、相泊温泉があるんですが、その先の道路が切れてます。

 

あれ???

 

同じようにペグマンを置いてみたんですが、相泊港の先には行けないんです。
よく見るとちょっと手前に立看板がありました。
左には「この先行き止まり」、右には「キケン!道なし」とあります。

 

 

えっ???
道路がない???

 

もう、頭の中、真っ白になってパニクってます。

 

知床岬ってどうやって行くの?行く方法あるの?

・・・そうなんです。

 

知床岬へは車で行くことはできないということがわかりました。

 

ショックです。
でも車で行けないとなると、どうしても知床岬に行きたい!という気持ちがどんどん大きくなってきます。

 

ドライブして記念撮影するつもりでいたので、かなりショックなんですが、こうなったら知床岬だけでも行かなくちゃ!ということで、どうやったら知床岬へ行けるのか、行ける方法を調べました。

 

絶対、車の他に行く方法があるはず!

さて、他に行く方法はないのか?と調べてみると・・・。
行ける方法、ありました!

 

それは、陸路ではなく、海路。つまり、船で行くということです。
知床岬までの観光船が出ていることがわかりました。

 

大型船と小型船がありました。
小型船は一般的に言う、クルーザーです。

 

午前と午後の便があるようです。
よかった!これで知床岬へ行ける!(記念撮影は難しそうだけどね・・・)

 

観光時間を見積もってみる

大型船と小型船、どちらにするかは後でもいいとして、知床岬への往復で、どのくらいの時間がかかるのか調べてみました。

 

大型船は「道東観光開発」が運行していて、船の名前は「おーろら」。
こちらのおーろらの観光時間は、約3時間45分。

 

小型船(クルーザー)だと何社かありましたが、約3時間だということがわかりました。

 

ちなみに料金は?

料金は、大型船の「おーろら」は大人6,500円。特別席は+600円。
小型船(クルーザー)だと、8,000円でした。

 

大型船がいい?小型船がいい?

大型船がいいのか、小型船(クルーザー)がいいのかは、ちょっと悩みました。
知床岬までのコースには、滝などを見れるスポットがあるので、どうせなら近くで見たいし、写真も撮りたい!って思っていました。

 

大型船のメリット、デメリットを考えてみる

大型船のメリットは、揺れが少ないので船酔いする私にはいいっていうことなんですが、スピード感がないところと、船が大きいから岸に近づけないところがデメリットかと。
スピードが出ないから時間も小型船より余計にかかる、ってことなんだと思います。

 

つまり、滝などは遠くから眺めるだけ、岸と反対側に座ってしまったら、大型船だから見えづらいんじゃないかっていう心配がちょっとありました。

小型船のメリット、デメリットは?

一方、小型船だと、止まったときの船に伝わる波の揺れがデメリットです。
私、何度かクルーザーには乗っているんですが、酔うんですよ、毎回。
さすがに湖のように波がないときとか、走行中(運行中?)で風を切って進んでいるときは大丈夫なんですが・・・。

 

メリットとしては、スピード感があることと、岸の近くまで行けるということ。
大型船と違って速度の調整もわりと楽なので、完全に止まったり、すぐに出発したりといったことが可能です。

 

どっちを選ぶ?

で、結局私は小型船(クルーザー)を選びました。

 

大型船の3時間45分が時間的に結構長そうっていうのと、なんといっても、岸に近づけないデメリットが小型船を選ぶ理由になりました。
岸に近づけないってことは、知床岬へ行く途中にヒグマが見れても、遠くから見るしかないっていうことですからね。

 

小型船が止まったときの波の揺れは覚悟しなくちゃですが、酔い止め防止策を考えておくことにしました(笑)

 

 

【続き】
知床周辺の観光スポットは?に続く

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